ネットPC?

林檎様の「X」全世界での狂想曲・・返金にまで対応しなければならない異例の事態、日本であればせいぜい掲示板や自分のブログで文句垂れる程度なのでしょうが、世界レベルの目線で見たら訴訟問題まで・・・何考えているのか?

例えが適切かどうかはわかりませんがエクセルやワードをバージョンアップしたら過去の文書やシートが読めなくなった、財務関係のソフトをバージョンアップしたら過去の売上データ・顧客データ等が読めなくなった、そんな低レベル(林檎ファンには申し訳ない)のバージョンアップなので「金返せ!」は当然だと考え、もしプレミアプロやVegas Proで過去のプロジェクトが読み込めなかったら当然のごとくライセンスを返却して返金請求をします。

何度も書いている通りヒネクレ者(素直さがない)はネットの噂話や都市伝説などの言葉に惑わされることなく、このブログのタイトル通り「唯我独尊」そして映像を制作のプロセスは・・・
「クライアントは、どのような仕上がりの映像を求めているのか(何考えているのか)?」
「誰が見るのか?」
「誰に見せるのか?」
「どんな形態でテープ、DVD,Blu-ray、連番TIFF等々で納品するのか?」
「要望に応えて迅速に納品するには、どのソフトが適しているか?」
「少しでも楽して思い通りの結果を得るためには?どのプラグインが必要か?」
「無理難題な映像表現の要望を、どうしで形にするか?」
日本の職人様の言葉「道具選びも仕事のうち」使いこなすのは大変ですが道具選びは大切だと思っています。

■ Shuttle XS35GT V2を入手
その道具選びで家庭内でPCの使用用途はせいぜい、ネットサーフィン、ブログの書き込み、めったにやらないWEBサイトの修正、不利男によるテレビ鑑賞程度、ハイスペック要求されるゲームとは無縁の境遇なので何も、編集マシンのお下がりで消費電力の多い4コア8スレッドの「i7」では明らかにスペックオーバー・・・それに節電が叫ばれ、この程度の節電では屁のツッパリにもならず、電気代の節約といっても新しいマシンを購入する金額のほうが節約した電気代よりはるかに高くつくのですが、パソコンの電力消費が何か取りざたされており、そんなことも言ってられないご時世です。

そこで選定したのが「Shuttle XS35GT V2」でNVIDIAの新グラフィックスチップ「ION」、CPUはIntel Atom D525(1.8GHz)デュアルコア搭載で何とか使用目的に耐えそうなので組み立ててみました。
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購入したのは
メモリーSODIMM DDR3:Transcend JM1333KSN-4G \3,470
DVDドライブ:Panasonic UJ-890A バルク品  \3,980
ベアボン本体:Shuttle XS35GT V2  \21,380
金額合計  : \28,830
以上で、HDDは最近使っていいない120GBのSSDドライブとOSはWindowsありがとう」キャンペーンで14777円でまとめ買いしていた転売禁止の窓7プロです。
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その他必要になるのはUSBマウスとキーボードです。
■ 組み立て
組み立ては大小の+ドライバー2本で簡単に組み立てられ、メモリースロットは1枚対応で4GBメモリーSODIMMの取り付けですが斜めから差し込んで10秒で取り付け完了!
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SSDの取り付けは細い+ドライバーが必要ですが所要時間2分で完了
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DVDドライブは固定ブラケットをDVDドライブに取り付け裏側から固定しますが細かい説明は省略しますが所要時間2分。
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組み立てに関してはプラモデルのほうがはるかに面倒かも。
機能について簡単に触れるとリアはマイク入力、ヘッドホン出力、LAN、USB2端子x4、VGA出力、HDMI出力、40W のACアダプター電源入力とシンプルです。
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このサイズで無線LAN機能は実にありがたく、フロントは電源ボタン、USB2x1、SDメモリーカード、MMC、メモリースティック、メモリースティック Proが読み込めるメモリーカードリーダーがありこれは便利そうです。
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■ OSのインストール
窓7は32・64ビット2枚セットなので64ビット版をインストールし添付のドライバDVD-ROMかIDTオーディオ、カードリーダー、チップセット、VGA/HDMIオーディオ、WLANなどのドライバをインストールした後、1時間ほどかけて窓7のアップデートを実行して使用準備は完了です。
ちなみに窓の評価値はSSDの転送速度が5.9ベストの値で、転送速度以外は7オーバーの編集マシンから比較したら明らかに見劣りする数値、PCの世界は例外なしに価格=性能で安くて高性能はあり得ない世界、限られたスペックでいかに使いこなし目的を達成するのが肝要だと考えます。
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■アプリケーション
地上波を見るために不利男ドライバ+TvRock+TVTestはIONの再生支援が効いてコマ落ちすることなく再生し、問題のないレベル、でアプリケーションのインストールなどでCPUに負荷がかかるとコマ落ちが発生しスペック的には仕方ないかもしれません。
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●ヨツベ+TVTest
地上波とヨツベの同時視聴もGPUは100%ほと使用しますがCPUには余裕があり問題のないレベルです。
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それにしても真央ちゃん・・凄い演技力!だてに連続テレビ小説のヒロイン役ではないのですね・・・
●TVTest+H.264
地上波とフルHDのH.264同時再生はVPUが100%使用しますがCPUにはまだ余裕があります。
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●TVTest+H.264+ヨツベHD
さすがにこのスペックでは多少無理があるみたいでWMPやTVTestでコマ落ちが発生してしまいますが、何とか同時再生はしてくれます。
グラフィックに弱点があったこのクラスのパソコンはH.264ファイル単独再生すらまともにできなかったので格段の進歩かもしれません。

●その他のアプリ
オフィス2010を体験版でインストールして試してみましたが全く問題のないレベル、逆に言えばこの種のアプリしか使用しない場合はこのスペックで十分です。
さすがにNLE関連のアプリやアドべ様のプレミアやAEは動作が重くビデオ編集のスペックを満たしていないので、体験版ですらインストールする気にはなれません。
それでも気になるのでライセンスが余っている「Vegas Pro 8c」をインストールし動作が軽く安定性抜群のPro 8でもやはりHDサイズの編集はプレビュー品質を1/4にしてもコマ送り再生になり編集点を探すには厳く、SDサイズであればCPU50%平均、GPU30%平均で再生するので何とか実用の範囲内です。
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■音質
音質に関してヘボいマザーが存在するので、あまり期待していなかった音質、さすがに5.1Chの出力はなくステレオ出力だけですが「IDTオーディオ」は思った以上に高音質で逆に驚きました。
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■冷却
PCの立場から見た「静かな音」はファンが回っていない状態、確かにシステムをSSDにしたためDVDアクセス音以外は無音になりますが夏場になり心配なの冷却・・
原発は冷却できなければ緊急事態になり、パソコンも熱暴走で動作がおかしくなるのは嫌になるほど遭遇した現象、CPUやGPUを安定稼働させすためには、冷却するしかないのは不変の哲理、ファンレストは言っても動作中の温度はそれなりに高温、とりあえず稼働中は風を送り冷却することにし方法はUSB接続の扇風機が適していると考えました。
問題はどう取り付けるかで、いくつか手持ちのクーラーをUSBケーブルで接続して風量をテストしたところ、三洋製の12Cmファンが風量が多く、これを側面に取り付け冷却することにしました、三洋製のファンはやはり高いだけのことはあり、いくつか手持ちの12Cmファンの中には手で惰性をつけないと回転しなかったり、惰性をつけてやっても回転すらしてくれないのもあり、加工精度がきわめて高レベルの三洋製ファンは12V電源ではパワーがありすぎて回転音が高く眠っていましたが、やっと出番が回ってきたみたいでUSBケーブルを途中から切断して直接半田で接続しました。
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実際に装着しUSBの5V電源で回転させると回転速度が抑えられるので、ほとんど回転音は聞こえませんが風量はそれなりにあり、これで夏場をしのぎたいと思っています。
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はたして冷却効果は、室温28度でCPU・GPU使用率70%をオーバーした使用でファンを回してみると、CPUは70℃->15℃室温以下??、GPUは62℃->47℃、ACPIが76℃->が44℃効果絶大で元々ファンレスで冷却できる構造に風を送り込のだから当然かもしれません。
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■使用感想
ビデオ制作で必要なスペックを追いかけていた関係で、はっきり言ってIntel Atom に関しては馬鹿にしていたきらいがあり、価格も価格だけに期待薄の「XS35GT V2」ですが実際に使用してみると、2コア4スレッドとGPU再生支援機能も手伝いH.264のくそ重いHD映像をフルサイズでも滑らかに再生し、予想していた以上に使えるな!正直な感想でエクセル、ワード、会計ソフト、メール、ネットサーフィン、テレビ・Blu-ray、DVD、投稿動画鑑賞などの用途では全く問題のないレベルで使用目的によっては安心して勧められるベアボーンです。
映像制作関連のアプリケーションがいかに重たすぎかを改めて実感しました。

この記事へのコメント

falcon
2011年07月03日 19:27
OSが7だとIONでもブルーレイの再生もOKですね、私のIONはデュアルブートでXPと7なのですがブルーレイーは7でないとだめです、XPだとコマ落ちがひどく再生できません。
そういえば、その昔マシンルームで空調の容量不足?で1吋のヘッドの所へ空調のダクトを引っ張ってきたり、扇風機を回していたのを複数の編集スタジオで見たことを思い出しました(懐)

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