映像雑記帳(唯我独尊)

アクセスカウンタ

zoom RSS Adobe Premiere Pro CC 2014でWebMのレンダリング

<<   作成日時 : 2015/01/17 14:04   >>

なるほど(納得、参考になった、ヘー) ブログ気持玉 4 / トラックバック 0 / コメント 0

昨年、筆者の近くに所在する某短大がNHK京都が主催する全国大学放送コンテストでエントリーした作品が並みいる一の付いた大学の作品を蹴散らしグランプリと文部科学大臣賞を受賞しました。
情報発信元のウェブサイトはWMVをダウンロードして拝見してくれ・・・せっかくのグランプリ作品につき個人的にも完成度の高い作品と思うとともに、どんな環境でも作品が鑑賞できるWEBページが理想と思うのですが・・・

そこで
■ WebM
ウェブブラウザでの動画再生はFlash、Silverlight、Quicktime、DivXなどのプラグインを使うことで動画を再生する仕組みになっていました。
HTML5の動画再生は、これらのプラグインが不要になり、新たなビデオタグを使うことによりブラウザに内蔵のプレーヤーで動画再生が可能となりました。
「WebM」の動画は特別にコーディックを準備しなくてもChrome、Firefox、Operaなどのブラウザにドラッグすれば普通に鑑賞できます。
画像


HTML5の同じ土俵上でH.264とWebMが存在することになり、現在のところソフト、ハードともに圧倒的にインフラが進んでいるH.264の優位性は変わらないと思いますが、次世代のH.265・VP9の対決となると再生する際のデコードの軽さでVP9がH.265を圧倒すれば図式が変わるかもしれません?

■ ブラウザの対応
HTML5対応ブラウザでWEBサイトのH.264、WebM動画を配信して再生させるには、HTML5の"<video>タグ"を利用しブラウザ内蔵のプレイヤーを使用します。
しかしブラウザによってWebM、H.264の再生対応はバラバラでWebMに対応しているのはChrome(Andoroidを含む)、Firefox、Operaなどで、MP4を再生できるのはSafari(iPad、iPhone用を含む)、IE9、10などで、ここでも老舗と新参者の対立構造が見え隠れしユーザー側からすると迷惑な話です。
しかし、よく考えるとH.264とWebMの2点を準備しておけばHTML5の「"<video>タグ"」を使用して、ほぼすべてのブラウザで動画が再生できることになりhtmlのソースの例です。
<video preload="auto" width="426" height="240" poster="<video preload="auto" width="426" height="240" poster="Video001.jpg" controls>.jpg" controls>
<!- - mp4 for IE 9,10 &Safari -->
<source src="Video001.mp4" type="video/mp4"/>
<!- - webm for Chrome&Firefox -->
<source src="Video001.webm" type="video/webm"/>
</video>
古い環境のためにFlash Playerを準備しておけば万全かと考えます。
図式にするとこんな感じになり今回は上のWebMの話です。
画像


WebMの動画Web上で公開するためにビットレートやアルゴリズムといったエンコード時の細かい設定を変えながら、試行錯誤を繰り返し、少しでも高画質で破綻が少くファイルサイズがコンパクトな動画を作成したいわけです。
フリーソフトでWebMのエンコードに対応するソフトがいくつかありますが、大ざっぱな設定しかできないものが大半で高画質、軽量の目的を達成するにはかなり苦労すると思います。

■ AdobeWebMプラグイン
前回の記事でAdobe Premiere Pro CC 2014のタイムラインからSorenson SqueezeのプリセットでWebMをVP9でレンダリングすると極端に時間がかかる旨の内容で記事にしましたが、中間コーディックで書き出しSorenson Squeezeに読み込み直接WebMのエンコードをするとCPUの使用率が高くなりVP9のレンダリングも実時間の4-6倍で完了することが判明しました。
しかしながらライセンスフリーを売り物にしているフォーマットへのレンダリングに高価なエンコーダソフトを導入するのも抵抗があります。

そこでネットをくぐってたどり着いたのがAdobeWebMでダウンロードした書庫ファイルからプラグインの「WebM.prm」を「C:\Program Files\Adobe\Common\Plug-ins\7.0\MediaCore」に解凍すればWebMのレンダリングに対応できるようになります。
画像

無保証のBSDライセンスに過度な期待するのもどうかと思いますが一応VP8/9の書き出しにも対応していますが扱えるパラメータが最小限でもWebMのレンダリングが出来るのは、その必要性があるユーザーにはありがたいものです。
画像

VP9も選択できますが2分30秒のHDアニメクリップを書き出すのに3時間以上の残り時間を表示される代物、さらにパラメータ調整中にPremiere Pro CC 2014が落ちることまあるので、レンダリング前の鉄則Ctrl+Sでプロジェクトを保存することもお忘れなく、それでもVP8を選択するとレンダリング速度2分30秒のクリップを1080/30p 2.5Mbs2パスで書き出したら約13分程度で実時間の約5倍でレンダリングが完走し画質はまずまずで実用になりそうです。
VP9は再生に関しては環境によっては未知数でどうかと思いますが、それでも、こだわるのであれば一度中間コーディックで書き出しSorenson Squeezeを使用するしかなさそうです。

グダグダ書きましたがWebMの書き出しで一番手っ取り早いのはYoutubeにアップロードして様々なサイズに変換されたのを利用するのも一つの手段化もしれません、特に4KサイズのWebMのレンダリングには何日かかるかわからない代物だけに・・
画像


■ ついでに中間コーディック
中間コーディックといえば個人的にAvid Codec 2.3.7を使用していましたが、アドビがCCシリーズから機能限定版ながらGoPro CineForm コーデックを採用して話題になりましたが、個人的にもAEとPremiere Pro CC 2014の間を往復を繰り返すダイナミックリンクのプロジェクトでPremiereではAEのコンポのリアルタイムな再生が必要でプレビュー用に「レンダリングして置き換え...」「レンダリング前に戻す」このコマンドを行き来するようになりました。
画像

QuickTime形式を選択してプリセットでGoPro CineFormを選択しておりアルファチャンネル付を選択できるのは有り難いものです。
画像


一方AEでもQuickTimeのプリセットGoPro CineFormで書き出した場合もレンダリング速度が早く、画質も思った以上に優れており、編集のデコードが軽くPremiere Pro CC 2014でサクサク編集でき、何といっても有難いのがアルファチャンネル付きで書き出せる優れた中間コーディックだと感じています。
AEの場合アルファチャンネルを入れる場合は「出力設定」で指定する必要があります。
画像

「QuickTimeオプション」で設定できるのは「基本ビデオ設定」の1−5段階だけで、おおよそ、1080/30pのオーバルビットレートは1(約90Mbs)、2(約約100Mbs)、3(約120Mbs)、4(約140Mbs)、5(約180Mbs)大方この程度で、4K解像度で書き出せば4倍のサイズになりビットレートも高くなります。

アドビのヘルプによれば5段階の品質設定は以下のように分類されているそうです。
1: Low - 保存用
2: Medium - 軽便なポスプロ作業用
3: High - フィルム / HD
4: Film Scan - フィルム / HD
5: Film Scan 2 - 高精度ポスプロ作業用
画像


CineForm コーデックをラッピングしたMOVファイルはアドビCC以外の映像関連ソフトでは再生・編集はできないので、無料配布されている動画編集ソフト「GoPro Studio」を適当なメールアドレスを入力してダウンロードしてインストールすればGoPro CineForm コーデックもインストールされ、他のNLEソフトで編集やレンダリングができるようになります。
使用用途は思いつきませんがVegas Pro 13でQuickTimeの書き出しでCineForm HDコーデックが選択でき、こちらも品質選択は5段階ですがレンダリングが完走しました。
またAVIの書き出しでCineForm HDを選択できアルファチャンネルにチェックが入れられますが、書き出したAVIファイルにアルファチャンネルは付いていませんでした多分Vegas Pro の仕様かもしれません。
画像


今回はWebMのエンコードについて、自分て実践した事項について触れてみました。

テーマ

関連テーマ 一覧


月別リンク

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!
ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。
→ログインへ
気持玉数 : 4
なるほど(納得、参考になった、ヘー) なるほど(納得、参考になった、ヘー) なるほど(納得、参考になった、ヘー)
ナイス

トラックバック(0件)

タイトル (本文) ブログ名/日時

トラックバック用URL help


自分のブログにトラックバック記事作成(会員用) help

タイトル
本 文

コメント(0件)

内 容 ニックネーム/日時

コメントする help

ニックネーム
本 文
Adobe Premiere Pro CC 2014でWebMのレンダリング 映像雑記帳(唯我独尊)/BIGLOBEウェブリブログ
文字サイズ:       閉じる