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zoom RSS 4Kディスプレイは

<<   作成日時 : 2014/09/21 10:49   >>

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パナソニック製GH4が発売当初から月産1000台の予測が外れ在庫不足現象となり、今はこの現象も解消され、価格も発売当初17万円台から一時期12万円台まで価格が下がった時は触手が動きましたが、現時点では2万円のキャッシュバックキャンペーンで14万円台まで値上がりしてしまいました、現時点でDVD納品の撮って出し記録フォーマット720 60P オールイントラで収録できないのと、4Kの需要などあるはずもなく、しばらくはスルーしておきます。
それにしても価格=画質が常識だったアナログテープ時代に、こんな映像環境が到来するとは想像もしていませんでした・・・

■ 4Kディスプレイ導入
毎度おなじみの「捻くれ者」の考える事は、『4Kを再生できる環境もないのに4Kカメラを買ってどうするの?』4K映像をHDサイズで再生しても洒落にならないので、4Kディスプレイが先決ではないかと思います。

C4Dのトレーニングや作業でコンテンツブラウザとタイムラインを常時表示させるケースが多く、この作業、さすがにHDサイズでは狭く、WQHD(2,560×1,440ドット)サイズのディスプレイの導入を考えていた時期でIIYAMA ProLite XB2776QS-2を検討していました、しかしよく考えると4Kディスプレイがプラス5000円で手にいるのでIIYAMA ProLite B2888UHSU4Kの実態も知る必要もあろうかと考え、こちらのほうを選択しましたが、地雷を踏んだのか否か?乏しい情報ですが28インチ4Kディスプレイの使用感想を書いておきます。
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6万円台で28インチの4Kモニターが各社から発売されており、TN方式液晶は多分どこのメーカーも同じOEMで
供給された液晶パネルを使用していると想像しますが、スペックを見たら五十歩百歩(帯に短し襷に長し)で、その中でちょっとだけ値段も高めですがIYAMA製を選択したのは、個人的な発色の好み、豊富な機能、入力端子の多さと、DisplayPortケーブル、Mini DisplayPort - DisplayPort、DVIケーブル、VGAケーブル、HDMIケーブル、USB3ケーブル、オーディオケーブルすべて1.5mのケーブルが標準で添付されていることに加えUSB3ダウンストリームx2端子はありがたいものです。
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手間取ったのがメニューボタンの反応が良すぎて触れるだけで動作するので、ボタンの反応の悪いディスプレばかり使用してきたので少しばかり慣れるのに苦労しました。

単純に考えて28インチサイズにHDサイズを4枚表示出来ることは、いいことばかりではなく、3840X2160ピクセルで等倍の文字サイズはHDサイズの1/4サイズに縮小されるわけで老眼鏡が必要な年代は、かなり厳しいかもしれません、同じAEのプロジェクトを読み込み24インチFHDサイズのパネルと大きさを比較した場合は実際は、こんな感じになり、とても文字が読める大きさではありません。
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一本のケーブルで4K解像度を表示させるためにはQuadro K以上かGeForce 600番台以上の対応したビデオカードが必要で、実際に28インチで4Kサイズでアプリケーションを使用するにはかなり無理があるようで、コントロールパネル、ディスプレイで文字サイズを大きくしても文字など拡大表示しても、窓のUIを対応したアプリケーションのメニュー文字は大きくなりますが、アイコンやキャラクター化された文字などは縮小されたまま、独自のUIを使用したアプリはすべて1/4表示のままでは実用の範囲外、まともにアプリケーションを使用するには解像度を2880x1620ピクセルに落として、何とか実用の範囲と感じました。それでも老眼鏡が必要な人には厳しいかもしれません?
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通常NLEの編集作業はカットを組み合わせるだけなのHDシングルモニターで間に合っていますがAEやC4Dの場合は素材、パラメータ調整などのパネルを展開するとHDサイズでは狭すぎてマルチモニターの必要性を感じ実際に運用していましたが、世の中で主流のHD(1920x1080ピクセル)は縦のサイズの解像度がもう少し、せめて1600ピクセルばかりあると、PCとしての使い勝手は良くなると感じています。
解像度が2880x1620ピクセルの画面にC4Dのタイムラインやコンテンツブラウザなどの各パネルを展開してみるといい感じで、編集内容の目的に合わせてワークスペースを切り替えなくても使えそうです。
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■ アドビプレミアで4K編集は快適か?
ビデオ編集用途のメインPCに装着しているビデオカードはQuadro 4000で最大解像度は2560×1600ピクセル止まりで4K出力に対応していません、そこで4K出力に対応したGeForce 640を装着しサブディスプレイとしてProLite B2888UHSUに接続し、実際に4K編集を試してみました、CPUは6コア12スレッド動作周波数4Ghz、メインメモリー32GBの構成です。
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映像ソースはこちらから拝借したSONYのFDR-AX1で撮影された4K60pの映像クリップを使用してプレミアのタイムラインに並べフル画質で再生してみると、やはりコマ送り状態で、プレビュー画質を1/2まで落とせばリアルタイムで再生し糞重いと思っていた編集がそうでもなく、体感的には無料のXviD Codecで符号化された720pのAVIファイルみたいな感じです。

4K外部モニターとしてプレビューする場合は「環境設定」「再生」を選択して「マーキュリー トランスミットを有効」と「モニター」チェックを入れてたらセカンドモニターとして再生できます。
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実際に外部モニターとして再生させるとQuadro 4000のGPUを使い切っており6コア12スレッドのCPUにもかなり負荷がかかり、わずか3分プレビューしただけでメインメモリーは30GBとほぼ消費し、再生もコマ送り状態で、まともな再生は出来ませんでしたが、メモリーは再生が終われば開放するので実編集には支障はありません。
画質を1/2まで落とすと何とかリアルタイムな再生が出来ましたが、スクラブなどはリアルタイムに反応することなく僅かながらタイムラグが生じますが、GPUやCPUの使用率は半減され4K編集は画質を落として編集するしかないようです。
初めから分かりきっていたことですが、所詮この程度のスペックで4K60pをサクサク編集できるはずもなく、4K映像も騒がれる割には納品形態すら定まらない時期、せいぜいYutubeに4Kサイズでアップロードするくらいのもので、何度も書いていますがHDで散々振り回された反省から、4K撮影環境は需要があるまで様子を見たいと思っています。
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そもそも『4K映像を4Kサイズでモニターしながら編集する必要があるの?』と問われたら、・・・・・?編集だけなら早い話HDサイズのセカンドモニターで十分だとは思います。

Yotubeにアップロードしてある4K映像を再生してみると情報量の多さに圧倒されると同時に画素数が多ければいいものでもなく高画素=高画質といい難い映像も散見され、映像の入り口であるレンズの切れ味も高画質のための重要な要素の一つのような気もします。

■ 4Kのレンダリング
ついでに4Kのレンダリング時間はどの程度のものか?気になるのでレンダリング時間を測定してみました。
シーケンスの長さは3分41秒でレンダリング設定は形式:「MXF OP1a」 プリセット:「カスタム」 ビデオコーデック:「XAVC Intra 4K Class 300...」を選択してAdobe Media Encoder CC 2014に送りレンダリングするとGPUは動作しないでCPUだけで使用率は平均90%ほどでレンダリングしていました。
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レンダリング時間は17分ほど要し実時間の4.6倍でHD翠明期を思い出しました、エンコーダのログファイルは 以下の通りです。
- 出力ファイル : O:\4KTEST.mxf
- 使用されているプリセット : カスタム
- ビデオ : 3840x2160 (1.0), 59.94 fps, プログレッシブ
- オーディオ : 48000 Hz, ステレオ, 16 bit
- ビットレート :
- エンコード時間 : 00:17:05
標準のH.264のプリセット「YouTube 2160p 4K」で出力するとエンコード時間は13分で実時間の約3.5倍ほど要します。
- 出力ファイル : O:\4KTEST.mp4
- 使用されているプリセット : YouTube 2160p 4K
- ビデオ : 3840x2160 (1.0), 59.94 fps, プログレッシブ
- オーディオ : AAC, 320 Kbps, 48 kHz, ステレオ
- ビットレート : VBR, 1 パス, ターゲット 40.00 Mbps, 最大 40.00 Mbps
- エンコード時間 : 00:13:00

TNPGEnc H.264でもx264で4KをエンコードしたらCPUの使用率は、ほぼ100%使用して完走まで30分・・・画質はともかく・・使いたくない・・
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- 出力ファイル : O:\4KTEST_1_1.mp4
- 使用されているプリセット : カスタム
- ビデオ : 3840x2160 (1.0000), 59.94 fps, プログレッシブ
- オーディオ : MPEG-4 AAC (LC), 48000 Hz, ステレオ, 384 kbps
- ビットレート : 1 パス VBR (平均ビットレート), 35.00 Mbps, 最大 45.00 Mbps
- エンコード時間 : 00:30:37

Vegas Pro 13では
同じクリップをVegas Pro 13のタイムラインに並べ最高画質でプレビューすると・・
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こちらはGT 640のGPUを使用しているらしくリアルタイムに再生し、スクラブには追い付かず、わずかながらタイムラグが生じますがプレビュー品質を落としたら編集は問題ないレベルです。
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レンダリングは
Vegas Pro 13はSonyと名乗るだけあってXAVC/XAVC Sフォーマットに対応しておりXAVC 4K 3840x2160 Long-GOP 59.94pの映像ソースと同じフォーマットで出力してみると、残念ながらスマートレンダリングとはいかず、再エンコードになりCPU使用率は平均75%、Quadro 4000のGPUも20%平均使用してレンダリングしています。
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GPUが動作していたので、さぞかしレンダリングも早いだろうと期待していましたがCPUが遊んでいた分、23分14秒もかかり期待外れに終わりました。
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やはり4Kのレンダリングは、かなり敷居が高いようでプレミアでもGPUによるレンダリング支援が欲しいところ、需要がないのが幸いでも、現実に4Kカメラが入手できる時代だけに4Kで収録された映像が持ち込まれる可能性はあるわけで、最低限4Kをネイティブで再生できる環境だけは準備しておく必要はあると考えたので、4K実のところ、どんなものか?自分の目で確かめられたので4Kディスプレイの導入で地雷を踏んだとは感じませんでした。
画面一杯になっていたHDサイズの動画が余裕で表示され、HDサイズの再生で画面の一部が隠れていたQuickTime Playerも見られるようになり、個人的な癖で複数のアプリケーションを同時に起動して作業するので快適な環境になったと感じています。

それにしても4Kが当たり前になる時代はもう少し先になりそうで、公共放送が盛んに8Kを騒ぎ立て開発にも熱心のようですが、現実に4Kの解像度を見てしまうと、この情報量の4倍も果たして家庭用に必要か疑問に感じるようになってきました。


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