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「TMPGEnc Authoring Works 4」は一応インストールはしているものの、ここ一年間はディスクライティングツール以外はほとんど使用したことがなく、オーサリングはもっぱら「Vegas Pro 11」のおまけ「DVD Architect Pro 5.2」ばかりを使用していました。 オーサリングに使用しない理由は簡単で出番がないだけで、Blu-rayオーサリングにMPEG-2のみでH.264が使用できないでは使えない、DVDオーサリングでクライアントからお金をいただくには、メニュー画面など、市販DVD並みに恰好つけなければいけないしオーサリングソフトの正体も明かさないだけ話です。 そんな中「TMPGEnc Authoring Works 5」がリリースされたので早速試してみました、今回のアップグレードの目玉は何と言ってもAVCHDなどのスマートレンダリングで、今回はこの機能を重点にAVCHDの映像を使用してオーサリングしました。 毎度のお断りですが「個人の感想」です。 ■ 環境設定 どんなアプリケーションでも同じことで環境設定だけは最初からソフト任せでなく、キッチリとやっておかないと、後々整理が面倒でほとんどのアプリケーションはシステムのユーザーフォルダに勝手にフォルダを作成して保存し、その中でも映像関係のソフトは映像のキャッシュや音声の波形やプロキシファイルを勝手に作成し、これらのファイルは編集を重ねるごとに知らぬ間に肥大化(巨大化)してHDDの容量を徐々に圧迫していきます。 対策としてHDDのパーティーションを2分割してC:\ドライブにOS、D:\ドライブにデータを保存し管理しており、今時HDDのパーティーションを分けても意味ないだろ!こんな声が聞こえそうで、確かにSSDなどはでフラグメント(断片化)が理論上発生しないので分割する必要はないのかもしれませんが、HDDの区割りをして引き出しを二か所にしてプログラムとデータを別々にファイルの管理すれば楽できる話で、性格上味噌も糞も一緒にしたくないだけのことです。 ● 各種フォルダの指定 全体設定でDVD-Video出力フォルダなどを指定しておき、同様に「編集用プロキシ設定」、全体設定の「一時ファイル出力先フォルダ」、「アプリケーションデータ保存先」も別フォルダに指定します。 ![]() 「プロジェクト標準設定」は「言語設定」くらいは指定したほうがいいかも? ![]() 映像エンコーダーの設定はAVCHDスマートレンダリングが前提なので画質を重視して「x264」のままでいいでしょう、録画したTSファイルなどをMPEG-4 AVCに変換する場合はCUDAなどを指定するとエンコードは早くなりますがCUDAの画質は微妙なだけに速度重視の場合はインテルの方が無難かも?詳細については時間を見つけて検証してみたいと思います。 ![]() ● クリップの読み込み 今回使用するクリップはAVCHD 2.0 1080/60pを使用するので「AVCHD Progressive」選択しないとスマートレンダリングが有効にならず、他のプリセットを使用するとフルレンダリングになるので致し方ありません。 また電波で送られてくるファームウエアの変更したBDレコーダでは再生に対応しておらず、 AVCHD Progressive ロゴのある対応プレーヤーが必要なのが後付(建て増し)規格の弱点かもしれません。 通常1080/60iの場合は一番下から一つ上を選択します。 ![]() クリップの読み込みは様々な方法がありますが、今回はエクスプローラなどで直接クリップをドラッグして読み込みました。 ![]() 追加方法は編集画面設定は「編集画面を開かずに追加」、トラック追加設定は「現在のトラックに追加」を選択し、撮影日に区分して3トラック使用して読み込んでみると[SR]マークが表示されスマートレンダリングに対応しているのが確認できます。 ![]() ● チャプターポイントを削除する このままではすべてのクリップにチャプターポイントが付いているので不要なポイントを削除します。トラック下のむしめがねボタンをクリックしてトラックレビュー画面を表示させて不要な緑の●を黒●にしてチャプターポイントを削除します。 ![]() ● メニュー作成 メニュー作成ウイザードで「16:9のHD」のアスペクト比を選択、「レイアウト、部品を指定して・・・・メニューを作成する」を選択、背景を変更してサムネイルはQuickTimeファイルを指定して作成したものです。 ● 書き出し 書き出し先フォルダを指定して、書き込み対象メディアをハードディスクに指定して「書き出し開始」ボタンを押すとモーションメニューを指定したのでメニュー作成で少し時間がかかりますが、カットのつなぎ目前後だけをGOP処理でレンダリングしてエンコードが始まり合計36分、86カットのエンコードに要した時間が約16分で完了し、なんだかんだスマートレンダリングは早いことを実感します。 ![]() ● 使用感想 スマートレンダリングでありがちなカットのつなぎ目で再エンコード部分の画質低下や映像の乱れなどもなく「x264」の再エンコードで、ほぼオリジナルの画質が確保されており安心して使用できそうです。 背景、サムネイル、ボタンなどは自由に変更できるので何気に納品にも使用できそうで、一度使用したくらいで書くのは気が引けるのですが、オーサリングに必要な機能は一通りそろっており、「おぬし出来るな!」オーサリングソフトとしても、結構奥が深いものがあり少しばかり使い込んでみたいと考えています。 TMPGEnc Video Mastering Works 5との連携については触れていませんが、こちらもAVCHDなどスマートレンダリングに対応すればと、欲も出てくるもので技術的にはクリアーしているはずで是非アップグレードで対応してもらいたいもの、それとも次期バージョンアップの目玉にするのでしょうか。 |
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